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きょうけんばたけ

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きょうけんばたけ

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鹿児島中央駅から徒歩10分!鹿児島市の中心街に共研幼稚園はあります。自然の少ない街中だからこそ、子どもたちが自然を体感できる環境を準備することはとても大切なことだと私たちは考えています。大人になった時「生きていくのに大切なことを『きょうけんばたけ』でたくさん学んだ。」と言ってもらえる、そんな自然体験を準備したいと工夫を重ねています。
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小さな畑とプランター等からなる「きょうけんばたけ」では、ミニトマトやピーマン、ナス、ゴーヤ等々、旬の野菜を毎年、育てて収穫作業を体験しています。ミニトマトは収穫してすぐ水洗いしてみんなで食べますが、スーパーのパックに入ったミニトマトしか見たことのない子どもたちが、今まで枝についていたミニトマトを自分でちぎって食べる体験は、大人の私たちが思う以上に不思議な感覚みたいです。トマトが苦手な子どもも自分のミニトマトだけは特別みたいで、おっかなびっくり食べていました。
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共研幼稚園には様々な果樹が植えてあります。門の脇にはビワの木があり、砂場の横にはサクランボの木があります。フェンスにはパッションのつるが絡んでいてたくさんの実がなりますし、園長室の横には、カリフォルニアのワイン王と呼ばれた薩摩藩士「長澤鼎」由来のブドウの木まであるのです。樹木になっている果実を見る機会が少ない子どもたちとって、果物の収穫は最高の喜びです。いつも大騒ぎ! 共研幼稚園のビワの木には、全員が採っても大丈夫なくらい、今年もたくさんのビワがなりました。
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「きょうけんばたけ」では、小さな畑でジャガイモを育てています。年長、年中、年少組の子どもたちが収穫するのですが、身体の小さい年少少の「たんぽぽ」組さんのために、畑とは別に大きめのプランターを使ってジャガイモを栽培しています。年少少さんがジャガイモを収穫するにはこれが一番!! ジャガイモが土の中から出てきたときに見せるちょっとビックリした顔や収穫したジャガイモをいっぱい並べて自慢している顔を見ると、自然に触れる体験がいかに意味のある活動なのかを教えてくれます。
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「きょうけんばたけ」ではイネも育てています。街の真ん中に田んぼはありませんから、コンクリートを混ぜるトロ舟やバケツを使った自作の田んぼで田植えです。泥に手を入れたことがない子も多くて田植えの時は年長「ゆり組」さんも大騒ぎ!! イネはバケツでも結構立派に育って、稲穂が首を垂れるほど大きく成長します。稲刈りの時は稲穂だけを刈ろうとする子どもたちに「できるだけ根元から刈ってね」とお願いし、根元をくくって掛け干ししたらもっと美味しいお米になることを教えています。
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「きょうけんばたけ」で盛り上がるイベントの一つが「イモ掘り」です。サツマイモは坂元町に芋畑を借りて栽培し、年長、年中組さんは芋掘り遠足に出かけます。だから「きょうけんばたけ」では年少・年少少組さんのためにサツマイモをそだてているのです。「うんとこしょ。どっこいしょ。」って言いながら力を合わせてサツマイモのつるを引っ張る子どもたちは、絵本に出てくる姿そのものです。自然を通して様々なことを学んでいる子どもたちを見ていると、本当にいとおしくなります。
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